気になっている人も多いと思うので、そろそろこの辺のシークレットも公開しちゃいましょう。
何ヶ月か前に、LA-MULANAのインタビューか質問に答えた時は「新しい武器やアイテムは追加しませんよ。めんどくせぇ!」と答えたような気がしますが、時の流れは時に残酷なものです。
前回の記事で書いた、「知らない間に謎が解けてしまっている」という状態を減らし、「自分で考えて行動したら謎が解けた」という形にする為にアイテムの仕様が変更になっています。
オリジナル版の まが玉、真実の目、飛行機模型のような、入手するだけでどこかの謎が解けてしまうというアイテムを、プレーヤーの意思で、この場所で使うように変更しています。
これは新しいインターフェースの画像ですが、オリジナル版にもあったメイン武器、サブ武器の他にもう一つ、装備アイテムというものが増えています。
オリジナル版のアイテムの中から幾つかが、武器と同じように手に持って使う装備アイテムに変更してあります。
例えば、時のランプは装備した状態でアイテムボタンを押すと時間を止める効果が発動します。
無限の鍵や水晶ドクロなど、持っていればどこかの道が開いていたアイテムも、特定の壁画の位置でアイテムボタンを押して使用すると道が開くという形になります。
理由はそれだけではなく、オリジナル版でキーボードを使って呪文を打ち込むというような操作が今回使えないので、呪文を管理するソフトで呪文を選び、呪文を唱えるアイテムを使うことでキーボード入力の代わりにしています。
ここまで決まった所で、特にアイテムの変更や追加などは考えてなかったんですが、メニューを作り始めようかというタイミングで、「スキャナや銃弾みたいに弾を消費しないものがサブ武器にあるのはおかしいのでは?」という意見が出ました。
確かに銃の弾である銃弾はオリジナル版でもサブ武器に置く必要のないものでした。
「じゃあ銃弾を装備すると銃弾の箱を投げるようにすれば」という俺の案はすぐに却下されました。
ではスキャナを装備アイテムに移し、銃弾を廃止して他の武器と同じように弾を入手する形にしたとすると、サブ武器が2つ空いてしまう。
さらに装備アイテムの中に頻繁に使う事になるスキャナと聖杯があるのは、頻繁にメニューで切り替えないといけなくなるので面倒では?という問題が湧いてきました。
開発が難航している中で、出来るだけ新しい要素を入れて開発の手間を増やす事はディレクターとしての立場では反対したい所。
ところがプログラマ2人が、
「投げる武器は作るの簡単ですよ。増えても楽なもんです。」
と言うので決断しました。
新しいサブ武器が2つ追加されます。
武器名は「チャクラム」と「まきびし」。
さらにスキャナがサブ武器から外れて装備アイテムに変更、聖杯は持っているだけでポーズ画面から呼び出すと言う形に変更。
これのおかげで、石碑を読むたびに武器をスキャナに切り替えるという操作が不要になりました。
他にもアイテムメニューの並びの問題やコショウが装備アイテムになったことでアイテムにもいくつかの空きができてしまったので、アイテムにも新しいものが追加されます。
アイテムの名前は「イシスのペンダント」、「闘気の肩当て」、「エデンの果実」、「次元の鍵」。
新しい武器やアイテムについての説明は、また後の機会に。
もちろん、ずーっと先の事です。
>せっき〜さん
正解。もともとはこいつが「チャクラリング」という名前で、「チャクラム」を武器にした為に新しい名前を考えようとしたところ、サミエルさんが「2000万の人たちの肩当てだ」と言いました。
>ユウゴさん
>本来そのアイテムが役目を果たす場所以外で使うと罠が発動するような引掛けとかもあるンでしょうか。
採用!
肩当てwwwwもしや超人が着けていたやつでは。
サミエル氏の好みの予感。
使い方も気になります。タックル?
オリジナル版だと手に入れた時点で役目が終わっていたアイテムが今回のような仕様になるとちゃんと使っている実感が有って良いですねー
本来そのアイテムが役目を果たす場所以外で使うと罠が発動するような引掛けとかもあるンでしょうか。