プレイ動画にいくつか映ってますが、今回は様々な仕掛けに作動演出がつきます。
印を破壊すると上部の壁がゆっくり開く、錘を置くと台が沈んでいく、壁が砕けて飛び散る、梯子が一段ずつ背景から出てくる、などなど。
これらの演出は、オリジナル版であった「なぜここの仕掛けが解けたのかわからない」という状態を極力減らす為に採用しました。
錘台を作動させても何も起こらず、知らないうちに数画面離れたマップで壁が開くといった仕掛けが、錘台を置いた後、変化があらわれる画面にいくと初めて壁が動いて消えていくという感じになります。
さらに背景などで「この仕掛けと、あそこの壁は何か繋がりが有るのでは」と気づくようなヒントも置きたいと思います。
これはLA-MULANAをWiiでリメイクする作業が始まった時に、初心を思いだそうという事でインディージョンズの映画を全作見直した時に思いつきました。
その時までまだ見ていなかった最新作、「クリスタルスカルの王国」で、遺跡内部の扉が開く仕掛けが非常に精巧に作られているのを見て、LA-MULANAでもこの「自分が解いた仕掛けが目の前で動く快感」を取り入れようと思った訳だ。
幼少の頃に偉大な影響を与えてくれたシリーズの最新作が、Wiiでの移植が決まる前に公開された事が運命的に感じてしまうね。
他にも、この考古学アドベンチャーとしての快感を増す為の変更で、宝箱は仕掛けを解くと半開き状態になる。宝箱に近づいて武器で叩くと初めて開いて中身が現れる。
やはり宝箱と言うのは自分の手で、箱の間近で開いてもらいたいと言う訳。
これらの仕掛けの演出は基本が出来上がっており、あとは場面ごとに新たな演出を加えていこうかなと考えてます。風化して飛んでいったり、光とともに消えていったり。
我々の悪い癖で、こういう新たな仕掛け、例えば動く壁なんて仕掛けを作ってしまうとつい、
「これ、地獄聖堂で大量に出してプレーヤーをつぶしてやろう」と考えてしまう事です。