グラフィックが未完成とはいえ、雑魚敵の製作が一通り終わりました。次は中ボスであるルームガーダーの製作に移ります。
中ボスといえば、ゲームの節目に入る見せ場のひとつ。巨大ボスほどではないにしても、それなりのインパクトがほしいところ。
そこで幾つかのルームガーダーはオリジナル版よりもサイズが大きくなっていますし、あまりに古臭いものはデザインも変更しています。
ルームガーダーはサイズが大きいので、雑魚敵とは違って作る前にしっかり形を決めておかなければ完成度が上がりません。見栄え的なデザインだけではなく、多間接キャラとして動かせるか、パーツを節約できるかも考えないといけません。
今までに見せてきた映像の中にもアルゴスやブエルといった多間接構造で作られたルームガーダーが出てきてます。実はこれが気に入らないという人もいるみたいなんですが、もちろんこうなった理由があります。
オリジナル版のようなレトロゲームらしさから離れるという意見はわかるのですが、今の時代に出すゲームと考えると雑魚キャラの倍のサイズ程度では見栄えが悪い。さらに今回、雑魚キャラもオリジナル版以上にアニメが細かくパターンも多い。ここでルームガーダーの動きを雑魚敵並に豊富にすると画像データが膨らみすぎて容量オーバーしてしまう恐れがありました。
そこで、画像の節約ができ、なおかつ豊富なアニメを持たせるために多間接構造を採用しました。
今回の新LA-MULANA自体が2Dゲームの進化形を目指しているので、多間接キャラを取り入れるのは自然かなーと思っております。