難易度について

旧版が好きな人程気になるであろう難易度。
かつて好きだったレトロゲームが新たにリメイクされるたびに難易度の低下を嘆いていたことでしょう。
もちろんNIGOROはそんな皆様の気持ちを大事にしております。
難易度下げました。

そりゃそうだ。WiiWareで出すんだからユーザー層を考えて多少は配慮するよ。
ボクだってもう大人さ。

ここで「NIGOROガッデム」と思ったあなた。ちょほいとまちな。

LA-MULANAはこの手のゲームが好きな人には評価が高かったですが、同時に愛着が無い人には「高難易度」、人によっては「クソゲー」と呼ばれています。
そもそもがあんなに世間に広まるとは思ってませんでしたから、自分らのスタンスで「MSXがわかる人向け」に作ってたのです。
だから当然のように上キーでジャンプだし、キーボードは使うし、扉は押しっぱなしで開けるものだし。

難易度を下げると言うのはこういった初心者にとっての導入の取っ付きにくさの排除です。
だから当然のように2ボタンでジャンプだし、キーボードは使わないし、扉も押すと開く事が見てわかるようになってます。

そして道中数ある突然やってくる難関操作、新操作。
こいつらに関しては石碑ではないですが、操作の説明ヘルプが入ります。
ゲームを止めて説明文が出るような野暮な事はしません。読まない人は読まなくてもいいし、必要と思う人が読める仕組になっています。

そしてそして、旧版で説明不足だった部分、設定、攻略手順など、
手引きしてくれる仕組もあります。というかキャラが。
旧版で全く活用されていなかった長老のヒントが進化したものとでも思ってください。
長老の手助けも強化されてます。

なんだ、結局難易度下がってるじゃん。と思ったあなた。
誰がアクション部分の難易度まで下げると言ったかね?

場所によっては下げるけどね。
例えば塔のぼりとか。張り付き自体がやりやすくする予定だし、救済処置もありうる。

つまりは「面白い」よりも「苦痛」が上回るような所には手を入れるってことです。
難易度うんぬんの前に「つまらない」じゃまずい訳ですから。
だからこそ作っている最中の今こそ「ここが理不尽じゃ」「むずかしいわ!」という感想がいっぱい欲しい訳ですよ。

なんだなんだ。結局は新規ユーザーの方が大事なのかい!と思ったあなた。
旧版をねぶり尽くしたユーザーにはそれなりのものが用意してあります。

「あー、バフォメットか。ハメてやんよ。」とか思っている人は死にます。

「このブロックパズルはダミーでしょ。」とか思っている人は死にます。

「ここの謎解きはこれが消えるだけだから」とか思っている人は死にます。

「ここは前、ロムや100G隠してあったよなぁ」とか思っている人は死にます。

まとめますと、
MSXゲームだからと放置していた導入のガイド不足等を解消。
でもアクション的な難易度は米国人ゲーマー向け調整。
でもでも日本人でも面白いと思える調整に。